技法

【トコ処理をする目的とは!?】トコ処理しないと、こうなります!

投稿日:2014/08/04 更新日:

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レザークラフトで、ほぼ必ずといっていいほど必要になってくる作業が、「トコ処理」です。

「トコ=床」とは、革の裏面(ウラメン、リメン)のことを言います。

初めての方には、馴染みがない言葉かもしれませんので、簡単にご説明しますね。

革の表面(オモテ面)のことを「ギン面」(ツルツルな面)

革の裏面(ウラ面)のことを「トコ面」(ザラザラな面)

、、、と呼んでいます。

実際に、厚さ:2mmのヌメ革(牛の革)で見てみますと、こんな感じです。

レザークラフト通信講座_ヌメ革_表裏

この様にまったく表面の状態が違っています。

ギン面(表)は、曲げを繰り返しても、擦れても表面に多少キズが付く程度ですが、トコ面(裏)は何もしないと、ザラザラの状態がひどくなっていきます。

ひどくなると、ザラザラした物(革の繊維質)がボロボロと取れてきて、周りに付着して汚してしまいます。

また、色も黒ずんでくるため、見た目も非常に悪くなります。

非常に良い例(でも、すごくレアなケースです♪)がありますので、こちらをご覧ください。

下の写真は、ポケットに入れたまま、何と「洗濯!」をしてしまった(かわいそうな)コインケースの写真です。ガーン

とても重宝しているのですが、かさばらないのでポケットに入れていることをつい忘れてしまうんですよね~

洗濯してしまったので、せっかくのトコ処理も取れてしまい、トコ処理をしないのと同じ状態になってしまいました。

そのまま使用し続けたら、、、「カブセ」の折り目の部分(トコ面側)が、

・毛羽立ちがひどくなり、

・小銭と接触するため黒くなってしまいました。

レザークラフト通信講座_コインケース_洗濯_トコ面

ちょっと(イヤイヤかなり!)、レアなケースですが、トコ処理をしないと、早い話しがこのような具合の悪い状態になってしまいます。

ただ、トコ面は全てトコ処理をしないといけないの?

、、、と言うと、そうではないので、注意してくださいね。必要なところだけすれば十分なんですよ~

この辺りは、別の機会にお話ししたいと思います。

洗濯しちゃったぁ~汗
、、、という失敗をしてしまったのですが、

・丁寧に乾かして、

・表面にオイルワックスを塗れば、

また使い続けることができることが確認でき、革という素材は本当に素晴らしい!と、改めて失敗から学びました!

まとめておきますね。

革は、表裏で呼び方が違う(表:ギン面、裏:トコ面

トコ処理をする目的は、毛羽立ちを抑えることにより、

・繊維質が剥がれ、ゴミ・汚れの発生源にさせないため

・繊維質が黒色などに変色し見た目の悪さを防ぐため

・必要な部分だけをトコ処理をすれば良い

参考にしていただければ、幸いです音譜

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