レザークラフトの型紙について、「考え方」を中心に色々書いてきました。
ロングウォレット(長財布)の
・小銭を入れる部分の「マチ」
・カードを入れる「Tシャツ」
の型紙については下記を参照くださいね。
記事:
型紙ロングウォレット(長財布)~マチの考え方と作り方~ → こちら
記事:
レザークラフトの型紙 〇〇という概念~カード入れ部分の型紙~ → こちら
カード入れ部分のパーツ、いわゆる「Tシャツ」を作る際には、、、
①カードのサイズ(縦×横×厚さ)は「規格化」されている
②「カードの厚み」と「革の厚み」を考える必要がある
③「Tシャツ」の腕部分の長さを決める
、、、ことが、ポイントであることを解説しました。
これらのポイントを考えないで、市販の本の解説通りに作ることや、付録や無料の型紙、市販の入門キットから作ることは簡単です。
、、、ですが、
やはり自分でレザークラフトを楽しみ、例えばオリジナルなロングウォレット(長財布)を作りた場合は、
基本的な「考え方」を知ることが、とっても大切だと思います。
この基本的な「考え方」を実際に理解するために、
初心者の方でも失敗しない「カード入れ部分の型紙」の作り方をご紹介していきますね!
前回の記事で、
クレジットカードや革の「厚み」を考えて型紙を作るのは、非常に難しい、初心者の方にはほぼ不可能!?
、、、と解説したにもかかわらず、
初心者の方でも作れるその方法とは、、、
結論から言うとカード入れ部分の「Tシャツの型紙」は、この様になります。
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、、、えっ!?
ふざけてるんじゃないの?
と、思われたかもしれませんね。
でも、真面目にこれが結論なんです♪
そうです、
「Tシャツ」の腕の長さをアバウトにしておく!、、、です!
ちょっとガッカリしてしまったかもしれませんね。
ハッキリ言ってしまえば、カードの0.75mmや1.2mmの厚みまで計算に入れて、型紙を作るのは、初心者の方にはほとんど不可能です。
でも、、、
この様に「Tシャツの腕」の部分をアバウトにするのであれば、簡単ですよね~♪
だって、「カードの厚み」や「革の厚み」を考える必要がないのですから!
そうすると、、、
先ほどあげた、カード入れ部分のパーツ、いわゆる「Tシャツ」を作る際のポイントである、
①カードのサイズ(縦×横×厚さ)は「規格化」されている
②「カードの厚み」と「革の厚み」を考える必要がある
③「Tシャツ」の腕部分の長さを決める
の①と②の2つのポイント(サイズと厚みの問題)が解決されたことになります。
では、
残りのポイントである③の「Tシャツ」の腕部分の長さはどうやって決めるのでしょうか???
おそらく、始めに「きっちりした型紙」を作ってしまう方法だと、
いろいろな作業(例えば、けがき、裁断、接着、穴あけ、手縫い、など)
、、、で発生する「誤差」を吸収できず失敗する確率が高くなると思います。
(レザークラフトでは、この「誤差」が結構曲者なんですよ~)
特に、初心者の方が自宅(独学)で始める場合、
本の写真や解説を見よう見まねで作っていくしかなく、
どうしても「誤差」が発生し、
失敗!!(え~ここまでがんばったのに~!) → 嫌になる!(何で!もぉ~イヤ!)
、、、って、ことになりやすいのです。
この、「Tシャツ」の腕部分の長さを決める方法、
しかも、
初心者の方でも決めることができる画期的な方法!?(笑)
は次回ご紹介しますね♪
次回も、お楽しみに~
(モノ作りってやっぱり いいですね~ワクワクしてきます♪)
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